倍強度ガラス|ガラスの種類辞典

倍強度ガラス

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特徴 耐風圧強度、熱割れ強度が同じ厚さのフロートガラスの約2倍
割れ方はフロートガラスに近い
フロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラス、高性能熱線反射板ガラスで製造可能
熱処理加工のため像がゆがんでみえることもある
シーン 高層ビルの外装
ガラス壁材
厚み 6 / 8 / 10 / 12 (ミリ)
※フロート板ガラスの場合

倍強度ガラスとは

倍強度ガラスは、同じ厚さのフロートガラスに比べて耐風圧強度、熱割れ強度が約2倍程度優れたガラスです。

万が一破損した場合は、フロートガラスに近い割れ方になります。強化ガラスのように、粒上には割れませんのでご注意下さい。

耐風圧強度、熱割れ強度がフロートガラスの約2倍あります、この特徴をいかして高層ビルの外装などにも使われています。

フロートガラス、熱線吸収ガラス、熱線反射ガラス、高性能熱線反射ガラスで製造されていない厚みの耐風圧強度を満たす代替え品として使用されることもあります。

熱線反射ガラスや熱線吸収ガラスを素板に使うことによって、日射を適度にコントロールして、室内の温度の上昇を抑え、冷房費も安くお抑えられます。

倍強度ガラスの販売店を探しています、どこで購入できますか?

倍強度ガラスは、同じ厚みの強化ガラスの倍の強度があるのですか?

いいえ、違います。

同じ厚さのフロートガラスに比べて耐風圧強度、熱割れ強度が約2倍程度優れたガラスです。

熱割れの可能性の高いガラス壁材として使われる場合もあります。

倍強度ガラスは、自分で切ることができますか?

いいえ、できません。

倍強度ガラスは切れません。工場でも切断してから強化に加工しています。(普通のガラスを切断し、熱して倍強度ガラスにしています)

強化ガラスと同じように、一度熱処理加工されたガラスです。その為、工場でも切ることはできません。傷が入ると全体が割れてしまいます。その為、切ったり、穴あけしたりすることはできません。

熱処理前に、オーダーサイズにカットしてその後熱処理加工しています。

倍強度ガラスは、どんなガラスからでも作れるの?

製造可能なガラスは、フロート板ガラス熱線吸収板ガラス熱線反射板ガラス高性能熱線反射板ガラスです。と言うことは、色のバリエーションも広がりますね。

ゆがみについての注意 

倍強度ガラスは、製造過程で熱処理加工していますので、その為どうしても反りが発生してしまいます、反射映像はフロート板ガラスと同じようにはならず、ゆがみが大きくなってしまいます。また、合わせガラスにもできますが、ガラスごしに透けて見える像はゆがんでみえることもあります。

製造不可なガラス(素板)もあります!

製造できないガラスは、網入り板ガラス、線入り板ガラス、型板ガラスは倍強度ガラスにすることはできませんのでご注意下さい。

倍強度ガラスの厚みの種類、最大サイズは?

ガラスを販売するときは、規格のサイズ(作り置きガラス)から切り出して販売します。 規格サイズの最大寸法内あればどんな大きさでも可能です。

倍強度ガラスは、フロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラス、高性能熱線反射板ガラスを素板に作ることが可能です。

それぞれの厚み、最大サイズを表にしました、ご確認下さい。

 基板  厚み(ミリ)   最大サイズ(ミリ)
フロート板ガラス 6 3000 × 2440
8 3600 × 2440
10
12
熱線吸収板ガラス 6 3000 × 2200
8 3600 × 2200
12
熱線反射板ガラス 6 3600 × 2500
8 3580 × 2460
10 3540 × 2420
12 3540 × 2420
高性能熱線反射板ガラス 6 3500 × 2350
8
10
12
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