炉内観察用耐熱ガラスとは|ガラスの種類辞典

炉内観察用耐熱ガラスとは

特徴

  • 耐熱ガラスですので、高温での使用が可能です。(300℃、500℃ タイプ)
  • 可視光線の 95% 以上を遮断するので、肉眼では見にくい炉内の観察を可能にして、さらに目の疲労も軽減してくれます。
  • 赤外線 (熱線) の約 90% 以上を遮断し、その多くを反射させる為ガラスからの放熱を軽減してくれます。

主な使用箇所

「炉内観察用耐熱ガラス」は、内部を観察出来るように焼却炉や工業炉などの「のぞき窓」に使われています。

一般的には、通常の 耐熱ガラス を取り付けることが多くあるのぞき穴ですが、その場合、遮光メガネなどで目を保護しなければなりません。また、内部の様子が十分に確認できないなど作業性も悪く、改善が求められていました。

そこで、開発された商品が「炉内観察用耐熱ガラス」です。

炉内観察用耐熱ガラスの表面の温度が、300℃のTYPEⅠ、500℃のTYPEⅡの2種類ありますので、使用場所の温度に合わせたタイプをお選びいただけます。

厚みの種類

厚みの種類は、5mm のみとなります。

最大サイズ

最大サイズは、420mm × 560mm となっています。

ガラスを売るときは、規格のサイズ (作り置きガラス) から切り出して販売します。 規格サイズの最大寸法はで、420mm × 560mm この範囲内であればどんな大きさでも可能です。

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