クロスワイヤ|ガラスの種類辞典

クロスワイヤ

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在庫あり
特徴 ガラスに金網(ワイヤー)を封入したガラス
金網により火災時のガラスの飛散を防止
シーン 飲食店やガソリンスタンドなど火を扱う店舗
延焼の恐れのある開口部や屋根 (天窓) など
厚み 6.8  (ミリ)

網入りガラス クロスワイヤとは

網入りガラスは防火設備として、建設省告示第1360号などで定められています。防火設備は、火災を想定した加熱に20分間耐えられるものを指します。網入りガラスは割れたときに、ガラスが金網に引っかかるため破片が落ちません。そのため火の侵入や、破片による怪我を防ぐ効果があります。屋根やビルなど、高い場所にある窓に有効です。

網入りガラスを使った事例

浴室の窓ガラスを「網入り型板ガラス(霞ヒシワイヤ)」に交換した事例

浴室のガラスが割れたため、霞クロスワイヤに交換した事例。風呂など人目を遮りたい場所には、型板ガラスの霞が有効です。

AGCの網入りガラスには、どんな製品がありますか?

AGCが製造・販売する網入りガラス・線入りガラスは「ヒシワイヤ」「クロスワイヤ」「プロテックス」の3種類。ヒシワイヤとクロスワイヤが網入りガラスで防火対策、プロテックスが線入りガラスで飛散防止の役目を果たします。

ガラスには「磨 (みがき)」と「霞 (かすみ)」があり、このうち霞は視界を遮る型板タイプです。

規格

品種(商品名) 呼び厚さ(ミリ) 最大サイズ(ミリ)
網入り板ガラス 網入り磨き板ガラス 磨ヒシワイヤ 6.8 3658 × 2438
10 4600 × 2400
磨クロスワイヤ 6.8 3658 × 2438
網入り型板ガラス 霞ヒシワイヤ 6.8 2438 × 1829
霞クロスワイヤ
線入り板ガラス 線入り磨き板ガラス 磨プロテックス
線入り型板ガラス 霞プロテックス

参考材料価格 (税抜き)

  • 磨ヒシワイヤ6.8ミリ → 22,500円/㎡
  • 霞ヒシワイヤ6.8ミリ → 9,200円/㎡

磨きタイプの網入りガラスは、ガラス表面を磨いて透明にしています。その工程が入る分、値段が高くなります。

【お役立ち】網入りガラスを切断加工するなら、どんな方法が良い?

網入りガラスの「切断機加工」と「ウォータージェット加工」の仕上がりを比較!

上記ページでは、網入りガラスを「切断機加工」と「ウォータージェット加工」の2種類で切断・加工し、その仕上がりを比較しています。結果はウォータージェット加工の方が綺麗な切断面になります。網入りガラスを加工する際は、ウォータージェット加工をお勧めします。

網入り・線入りガラスの商品名一覧

商品名

  • AGC:ヒシワイヤ/クロスワイヤ/プロテックス
  • 日本板硝子:菱形ワイヤー/クロスワイヤー/ユニワイヤー
  • セントラル硝子:菱形ワイヤー/角形ワイヤー/パラライン
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