無アルカリガラス基盤(OA-10G / OA-11)|ガラスの種類辞典

無アルカリガラス基盤(OA-10G / OA-11)

  • OA-10G -1
  • OA-10G -1
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-
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在庫あり
特徴 厚みの薄い無アルカリガラス
表面が非常に平滑
シーン 基盤の素材
光学機器
液晶保護ガラス
液晶ディスプレイ
ELディスプレイ
厚み 0.3 / 0.4 / 0.5 / 0.7 (ミリ)

無アルカリガラス基盤(OA-10G / OA-11)とは

無アルカリガラス基盤(OA-10G / OA-11)は、日本電気硝子が製造している薄板無アルカリガラスです。
主に以下のような特徴を持ちます。

表面平滑性 オーバーフロー法で成形されており、表面が非常に平滑
無アルカリガラス アルカリ酸化物の含有量が0.1パーセント以下で、
「アモルファス・シリコン」や「多結晶シリコン」の薄膜特性を損わない。
熱的寸法安定性 成膜工程やTFTプロセスなどで高い熱的寸法安定性を示す。
※ガラスの歪点が高く、熱膨張係数が低いため。
化学的表面安定性 半導体プロセス、TFT形成プロセスで用いられる薬液に対して安定。
白濁もなく、平滑な表面を保つことができる。
グリーンガラス 環境負荷化学物質である「As(ヒ素)」「Sb(アンチモン)」を含有しないため、環境に優しい。

厚みの種類と厚みの寸法公差

厚みと厚みの寸法公差は下記の通りです。

厚み (ミリ) 寸法公差 (ミリ)
0.70 ± 0.07
0.50 ± 0.05
0.40 ± 0.04
0.30 ± 0.03

光学特性

光学特性は以下のグラフの通りです

透過率曲線

熱収縮

熱収縮は以下のグラフの通りです。

熱吸収率グラフ

その他特性

OA-10Gのその他の特性は以下の通りです。

OA-10Gの特性
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