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特徴 | X線,α線,β線を防げるガラス |
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シーン | X線撮影室の操作室の窓 |
厚み | 11 / 12 / 14 / 16 / 19 (ミリ) |
特徴 | X線,α線,β線を防げるガラス |
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シーン | X線撮影室の操作室の窓 |
厚み | 11 / 12 / 14 / 16 / 19 (ミリ) |
鉛ガラス(放射線遮蔽ガラス)とは、放射線診断施設(X線、血管撮影室他)などで働く人への放射線の被爆を軽減するために開発されたガラスです。
カバーガラスを表面に施すことで従来鉛ガラスの問題とされていた、素手で触ったときの手の汗や脂、水拭きしたときの水分が原因で「くもる」といった問題も防げるようになりました。ガラス表面は、普通のガラスの為水拭き、ガラスクリーナーでのクリーニングができます。
放射線遮蔽用鉛ガラスは、滅菌消毒が必要なX線撮影室の操作室の窓、血管撮影室等の薬品が飛び散りやすい撮影室の窓などに使われています。
このガラスがレントゲン室の操作室の窓として使われる事で病院で働く方の被爆を防いだりと放射線技師さんが働く上でとても重要な働きをしているガラスといえるでしょう。
また、合わせガラスになっていますので、万が一割れても破片が飛び散ることはありませんので、頻繁に人が出入りする、扉の窓などにも使えます。
普通のガラス同様、水拭きやガラスクリーナーなどでのお掃除が可能になりました、従来の鉛ガラスとは違い気軽にお掃除していただけますよ。
鉛ガラス(放射線遮蔽ガラス)の製造可能な面積は、1.6㎡以下となっています。
例えば1000ミリ × 1600ミリ = 1.6㎡ですので製造可能となります。
ただし、厚みによっては、更に大きなサイズでの制作も可能になります。別途ご相談下さい。
厚みが14ミリからと厚みが厚く重いガラスといえます。最大の厚みが21ミリとなります。サイズによっては、一人で持ち運びできませんのでご注意下さい。
厚みの種類は、11ミリ、12ミリ、14ミリ、16ミリ、19ミリの4種類です。
フロートガラス+鉛ガラス+フロートガラスの合わせガラスになっています、ただ厚みが厚くなっている訳ではなく、鉛ガラスの弱点とも言われた、ガラス表面のやけ(くもり)を発生させないために、カバーガラスを両面に合わせた構造となっています。その為、厚みが厚くなっているのです。
比較的厚みの厚いガラスになりますので、大きさや厚みによって一人で持ち運びできない場合もありますのでご注意下さい。
ガラスの断面を見ると、黄色みがかったガラスが、透明のガラスにサンドされている様子がわかります。こうして透明ガラスにしっかりと守られているから、普通のガラスと同じように簡単に掃除が可能になっています。
厚みによって鉛当量(mmPb)が違います。下の表をご覧下さい。
鉛当量(mmPb) | 1.5 | 2.0 | 2.5 | 3.0 |
---|---|---|---|---|
製品の厚さ(ミリ) | 14 | 16 | 18 | 21 |
厚みが厚くなればなるほど、鉛当量が多くなっています。
X線を防ぐために、同一の条件でX線を照らし、X線遮る能力を鉛の厚さに換算して表す場合に、鉛当量(mmPb)という単位で表現されます。
鉛を使う物としては、身近なところでは鉛筆が代表的です。古代ローマの時代から鉛は、鉛筆として使われていたそうです。
鉛ガラスと言っても、工学レンズに使われている物やクリスタルガラスなどもあります。表の鉛当量は、放射線遮蔽用鉛ガラスの量を表しています。
残念ながら自分で切ることができません。
放射線遮蔽用鉛ガラスは、透明ガラス + 特殊フィルム + 鉛ガラス + 特殊フィルム + 透明ガラスのガラス3枚フィルム2枚の合わせガラスになっています。
ガラスの切り方は、簡単に説明すると表面にガラスカッターで傷をつけて、傷にそって割るような感じです。その為片側から透明ガラスを切ったのでは真ん中の鉛ガラスが切れませんし、両側から透明ガラスを切っても中間の鉛ガラスは切れません。
オーダーサイズでのご使用をお勧めいたします。