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アトッチとは、どのようなガラスですか?

アトッチとは、どのようなガラスですか?

アトッチの施工イメージ

「アトッチ」は、既存の窓にLow-Eガラスをそのまま貼り付けることで、Low-Eペアガラスと同等の効果を発揮する後付けガラスです。旭硝子が製造・販売し、専門の施工業者によって取り付けが行われます。これまで困難だった、ビル窓のペアガラス化を短期間で行うことが可能になりました。手軽に断熱性を高め、省エネ効果も獲得した商品です。

特性

  • 遮熱
  • 断熱
  • 結露対策
  • 紫外線遮蔽
  • リフォーム対応

主な使用場所

  • オフィスビル
  • 店舗・商業施設

アトッチの性能

アトッチを設置することで、単板ガラスに比べて遮熱性能が2倍弱、断熱性能が4倍近くになります。

アトッチはビルの省エネを促進するガラスです

アトッチはビルの省エネを促進するガラスです

アトッチは2012年10月に発売されました。主な目的は、エコガラスへの交換が難しいオフィスビルなどの省エネ化を進めることです。

前年に発生した東日本大震災により電力事情が逼迫したことを受け、窓を省エネ化するニーズが急速に高まりました。しかしビルや店舗では「ペアガラス化が困難なFIX窓が多い」「ガラス交換工事が足場を組んだ大規模なものになる」「二重窓を設置するスペースがない」といった理由から、窓リフォームがあまり進まなかったのです。そこで遮熱フィルムを貼る方法が多く取られていました。

ところが遮熱フィルムの多くは、夏の暑さ対策にはなりますが、冬の寒さを防ぐことができません。このことから旭硝子には、「簡易な方法で、既存のガラスを通年で高い省エネ効果を発揮するエコガラスにできないか」という要望が多く寄せられていました。

旭硝子はこうしたニーズに応えるため、既存の窓ガラスに室内からLow-Eガラスを貼り付けられる「アトッチ」を開発しました。アトッチは夏も冬も効果を発揮し、施工は1窓あたり30分~1時間。空調コストと施工費用を削減した製品です。

アトッチは省エネ大賞を受賞しています

アトッチは省エネ大賞を受賞しています

アトッチは以下に挙げる点が評価され、平成25年度省エネ大賞を受賞しています。

  • 室内側から施工できるため足場を組む必要がなく、短期間で作業できる。
  • 夏冬ともに省エネ効果が大きい。
  • 遮熱フィルムと異なり、定期的な貼り替えが不要。
  • 既存のガラスをそのまま使うため、廃棄が不要。

住宅の省エネが重要視される昨今、アトッチはオフィスビルや商業施設への普及が期待されています。

施工体制も万全

ATTOCH CLUBによる安心の施工体制

アトッチの施工は「ATTOCH CLUB」により行われます。これは旭硝子の施工教育を受けて認定された、プロの施工集団です。

アトッチを施工する前後の様子

アトッチを施工する前後の様子

アトッチを施工する前と、施工した後の写真です。全体としては見た目が変わりません。コーナー部を見ると、新しく取り付けたガラス (アトッチ) の枠が見えます。既存の窓にしっかり収まっていますね。

バリエーション

アトッチには「クラシック」「クリア」「クール」の3タイプがあります。それぞれの性能を以下の表で比較します。

性能比較

日射熱取得率(η値) 熱貫流率(W/㎡・K) 可視光透過率(%) 紫外線カット率(%) エネルギー削減率(通年)
札幌 東京 宮崎
アトッチ クラシック 0.47 1.6 69.1 83.9 35.4% 32.4% 30.2%
アトッチ クリア 0.59 1.7 77.1 74.1 37.5% 31.5% 28.1%
アトッチ クール 0.39 1.6 49.7 92.5 34.1% 32.6% 31.1%

(ガラス6ミリ + アトッチ5ミリ)

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