サンバランス トリプルガラス|ガラスの種類辞典

サンバランス トリプルガラス

  • サンバランス トリプルガラス
  • トリプルガラス -1
  • トリプルガラス -2
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販売価格
-
在庫
在庫あり
特徴 遮熱効果で冷暖房負荷を低減
暖房負荷軽減で省エネに貢献
不快な結露を抑える
紫外線を大幅にカット
シーン 戸建住宅
集合住宅

サンバランス トリプルガラスとは

トリプルガラス 断面図イメージ

サンバランス トリプルガラスは、サンバランスシリーズのひとつで、Low-Eガラスを2枚、通常のガラスを1枚使用した、トリプル仕様の複層ガラスです。2つの中空層にアルゴンガスを充填することにより、断熱効果を大幅に高めています。

特性

  • 遮熱
  • 断熱
  • 結露対策
  • 紫外線遮蔽

主な使用場所

  • 戸建住宅
  • 集合住宅

規格 (代表例)

品種 室外側 中空層(ミリ) 中間 中空層(ミリ) 室内側 呼び厚さ(ミリ)
遮熱タイプ SBQ3 Ar11 FL3 Ar11 LQ3 31
断熱タイプ SBP3 Ar11 FL3 Ar11 LP3 31

FL : フロート板ガラス Ar : アルゴンガス
SBQ : Low-E (アクアグリーン) LP : Low-E (ピュアクリア)

トリプルガラスで断熱性アップ

断熱性 比較

サンバランスは通常、2枚のガラスを使用したペアガラスです。室内側、もしくは室外側のガラスに「Low-E膜」がコーティングされています。

室内側のガラスをLow-E膜コーティングした場合「サンバランス高断熱タイプ」となり、主に冬場での断熱性に優れ、逆に、室外側のガラスをLow-E膜コーティングした場合「サンバランス高遮熱断熱タイプ」となり、夏場の日差しを抑える効果が高まります。

サンバランス トリプルガラス は、ガラスを3枚にすることで、熱貫流率をさらに低くし、断熱性能を高めました。また、紫外線カット率も上昇したため、家具などの日焼けを低減します。室内側・室外側の両方にLow-Eガラスを設置することで、より高い効果を発揮します。

熱貫流率とは

熱貫流率は、室内と室外で温度差があったときに、暖かい側から冷たい側へ熱が通過する度合いを示したものです。数値が小さいほど断熱性が高いことを意味します。

「W/㎡・K」は熱貫流率を表す単位で、ガラス内外の温度差が1度あるとき、ガラス1㎡を1時間あたりで通過する熱量を表しています。読み方は「ワット・パー・ヘイベイ・ケルビン」です。

参考:ガラスの豆知識(熱貫流率)|旭硝子のGlass Plaza-PRO
最終閲覧日:平成30年1月10日

トリプルガラスは「ゼロエネ住宅」対応製品です

ゼロエネ住宅とは、一次エネルギーの生産量と消費量の収支を、年間でゼロにすることを目標とする住宅。ZEH (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス) と呼ばれています。一次エネルギーとは、自然界に存在する石油や太陽光などのエネルギーです。

サンバランスの「トリプルガラス」と「Eシリーズ」はZEHにおいて、エネルギー消費を抑える役割を果たします。

エネルギー消費を少なくするためには、断熱性を高めることが不可欠。Eシリーズは従来のサンバランスに比べて、幅が広いスペーサーと性能を高めたLow-E膜を使用しているため、より一層の省エネ効果が期待できます。

そしてトリプルガラスでは、ガラスを3枚にすることで中空層を2つ作りました。それにより断熱性能がより一層高まったのです。トリプルガラスは、省エネ化が求められるこれからの住宅にとって、重要な建材となるでしょう。

最終更新日: