熱線吸収ガラス|ガラスの種類辞典

熱線吸収ガラス

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販売価格
-
在庫
在庫あり
特徴 遮熱
紫外線遮蔽
視線制御
デザイン効果
シーン 集合住宅
オフィスビル
店舗・商業施設
厚み 5 / 6 / 8 (ミリ)

熱線吸収ガラスとは

熱線吸収ガラスとは、熱線の吸収を高める為にガラスの原料に着色をしてあるガラスです。日射を30~40%吸収することによって、冷暖房効果を高めます。(省エネ)さらに、直射日光を和らげ眩しさを抑えてくれます。

原料に着色をしてありますので、厚みが厚くなるほど色が濃くなります。

※熱の吸収によって、ガラス自身の温度が高くなります、透明のガラスよりは熱割れしやすくなります。

色のバリエーションは、3種類です。

熱線吸収ガラス
グリーン グレー ブロンス

熱線吸収ガラスの販売店を探しています、どこで購入できますか?

熱線吸収ガラスは、自分で切れますか?

熱線吸収ガラスを使用する際の注意点は?

熱線吸収ガラスの使用上の注意は下記の通りです。

  • 厚みが厚くなるほど色が濃くなり、熱線吸収率も高くなります。その為、普通のガラスよりも熱割れの原因になります。
  • 冷暖房の吹き出し口から出てくる空気をガラス面に直接当てたり、ガラスに密着した厚手のカーテンを吊ったり、家具などを置くと熱割れの原因になります。
  • ガラス面にペンキを塗ったり、紙を貼ったりしますと熱割れの原因になります。

開口部に熱線吸収ガラスを使うと、省エネ効果があるの?

はい、省エネルギー効果があります。

熱線吸収ガラスは、日射熱取得率が透明な板ガラス(フロートガラス)に比べて小さい為、熱負荷を軽くして省エネに貢献しています。冷房の負担を減らしてくれます

日射を30~40%程度吸収してくれています。窓からの直射日光を適度に和らげてくれて、気持ちのよい空間を作ってくれます。

熱線吸収ガラスは、強化加工できますか?

はい、できます。

熱線吸収ガラスは、熱処理加工して強化加工することができます

ただし、強化加工しますと、ガラス切ったり、穴を開けたりできなくなりますので、ご注意下さい。

強化加工する場合は、オーダーサイズでのご注文をお勧めいたします。

熱線吸収ガラスの厚みの種類は?

各色厚みは、5ミリ、6ミリ、8ミリの3種類になります。

熱線吸収ガラスの最大サイズは?

熱線吸収ガラスの最大サイズは、下記の表の通りです。

呼び厚さ(ミリ 最大寸法(ミリ
5 3600 × 2400
6 3600 × 2400
8 3590 × 2380
分割することでコストを抑えることが出来ます !

ほとんどの方が、ガラスを分割して製作しています。半分ずつ製作して並べて使っています。分割することで、運賃ガラスの料金などのコストも抑えることが出来ます。
もし大きなガラスを、大きなまま商品をお客様の元へお届けする事となりますと、商品を鉄のパレットにのせて、そのパレットを大型トラックに積み込みし、荷下ろしの際も天井クレーンやフォークリフトでの荷下ろしが必要になります。また、ユニック装備付きの大型トラックでも運搬は可能ですが、いずれにしてもチャーター便となります。 その為、運送コストを減らす為にガラスを分割して購入される方もいらっしゃいます。

熱線吸収ガラスを曲げる事(曲げ加工)はできますか?

熱線吸収ガラスをテーブルトップ(天板)に使うことは出来ますか?

熱線吸収ガラス

はい、熱線吸収ガラスをテーブルトップ(天板)に使うことは可能です。

右の写真は、木のダイニングテーブルの上にブロンズ色のガラスが引いてあるガラスです。

よく店舗のカウンターのガラスなどで、グレーやブロンズのカウンターを見かけると思いますが、この熱線吸収ガラスを利用して作られています。
テーブルトップ(テーブル天板)としても、使えますので、使う場合は厚みの厚い(5ミリ ~ 12ミリ)ぐらいのガラスをお勧めします。
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