ビトロカラーガラス｜ガラスの種類辞典

ビトロカラーガラス

特徴	ガラスの表面に特殊な塗料を焼き付けたガラスカラーバリエーションが豊富
シーン	店舗・オフィスの壁テーブルトップガラスパーテーション室内窓
厚み	5 (ミリ)

「ビトロカラーガラス」とは、AGC(株)から製造・販売されていた、内装専用の塗装カラーガラスです。別名「ウォールカラーガラス」や「ショップカラーガラス」等とも呼ばれています。

ガラス着色用に開発された特殊塗料をフロートガラスの片面に吹き付けて焼成しており、ガラス本来の質感と光沢、耐久性を持ちながら、鮮やかかつ柔らかな色合いが多く取り揃えられています。

全21種類とカラーラインナップも豊富で、セレクトショップや飲食店などの壁面装飾や、カウンター天板としてもよく使用されています。

カラーバリエーションは全部で21色。中でも「クラリティアホワイト」「クラリティアベージュ」は、ガラスの青みを極限まで抑えた「高透過ガラス」を使用しており、塗料本来の温かみのある色味をお楽しみいただけます。

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「ビトロカラーガラス」は塗装面が露出しているため、キズなどで色が落ちてしまう恐れがありますので、反対側のガラス面からの加工をオススメします。

ビトロカラーガラスは強化加工することができません。使用されている特殊な塗料が、強化ガラス化する際の高熱をかける工程で変色してしまいます。

ビトロカラーガラスに防水・耐水性はありませんので、外装や水周りでの使用はオススメできません。水周りでご利用の際はシーリング材などで、水分が塗装面に侵入しないようご注意ください。